水落しの仕方の説明

水落しのしかた

水落しの方法です。

 

気温がマイナス4℃を下回る場合やストーブを消す時(就寝時や外出時など)は必ず水落しを行って下さい。
水落しをせずに水道が凍った場合、修理費用は全額入居者負担となります。

 

また、旅行や帰省などで2泊以上に渡って部屋を留守にする場合は、まずこのページの『水落し』を行なったあと
『完全水抜き(配管の水抜き)』という作業が必要になります。

まずこのページの水落しを行なってから
ページ下部の「完全水抜きの手順」をご確認下さい。
(※厳冬期、真冬日が何日も続いている期間は、1泊の外出でも『水抜き』が必要になりますのでご注意下さい※)

 

 

★水落し方法★

 

まず、水道の元栓がどこにあるか確認して下さい。
鉄筋・鉄骨造のマンションタイプにお住まいの方

 

   

 

   

 

玄関を出たホールのところに、このような鉄製の扉があります。この中に水道の元栓が入っています。
取っ手を回したり、小さなボタンのような突起物を押し込むとこの扉が開きます。

 

 

木造のアパートタイプにお住まいの方

 

A・脱衣場(UT)や洗面台のある所、キッチンなどの壁に赤丸で囲んだような「自動水抜き器」がある場合

 

          

 

アパートによってはトイレの壁に付いていることもあります。

 

  

 

 

B・自動水抜き器が付いていない場合=手動のレバー or ハンドル が付いています。

 

   
台所とか                            収納の中とか

 

脱衣場(UT)とか
         

 

トイレの床に付いていることもあります。

 

 

 !水道の元栓を確認したら水落しをスタートします!

 

以下の手順で行って下さい。

 

手順@:洗濯機の蛇口を除く、室内の蛇口という蛇口を全て少し開けて水、お湯を出した状態にする。

 

 

手順A:トイレの水を「大」側で流し、そのレバーに付いているボタンを押して水を流しっぱなしにする。
 (レバーが固定されます)

 

   

 

手順B:元栓を閉める
    《鉄製の扉の中に元栓がある場合》

 


青のハンドルを閉じる方向に回す。(ハンドルの表示を確認して下さい)

 


このようなレバーになっているものもありますが、表示に従って「止まる(閉める、水抜)」方向にレバーを操作して下さい。
(レバーが重いことがありますが、気にせず力をかけて下さい)

 

 

 ※注意※
他の部屋の元栓と絶対に間違えないようにして下さい!
必ず号室の表示がありますので、自分の号室だけ操作します!
(下の写真のように、荷札のような紙で表示されている場合や、ハンドルにマジックで書いてある場合もあります)

 

 

 

 

ちなみに、似たようなハンドルが2つある場合は、

 

 

※部屋側(上の写真で言うと左側)の青いハンドルだけ操作して下さい。

 

右側の鉄のハンドル(鉄製で網状のハンドル)は水道局側の物ですので、操作不要です。

 

 

 

    《室内に元栓がある場合》
・電源のスイッチを ON にして、『水抜』のボタンを押す(あるいは、『水抜』側にスライドスイッチを操作する)

 

   

 

 

・手動式の元栓の場合は、ハンドルに表示された『止まる』 『閉じる』 『水抜』方向に回す。(レバーをその方向に操作する)

 

       

 

 

この時点で、台所等の蛇口から水が出なくなりますが、配管内に残った水を出すために次の手順に行きます。

 

 

手順Cの(1): 手順@ で開けた蛇口を更に全開にする。(湯水混合水栓の場合はお湯と水の中立にレバーを合わせる)

 

コポコポというような音(空気の音)がして、しばらくすると蛇口から水が出なくなります。

 

 

手順Cの(2):(該当する建物の方だけです)
台所、脱衣場、瞬間湯沸し器あたりの天井付近に『上向き』の蛇口がある場合。

 

  

 

その場合はこの『上向き』の蛇口も開けて下さい。これは配管内に残った水を落としやすくする空気入れの役目があります。
残った水が出てくる可能性がありますので、少しずつ蛇口を開き、全開にして下さい。
コポコポと空気の音がして配管内の水が落ちて行きます。

 

 

次の手順で終わりですので頑張って下さい!
         ↓  ↓  ↓  ↓

 

手順D:バケツか洗面器を用意し、洗濯機の蛇口を開けて水を受ける。

 

   

 

 

 こんな感じです。しばらく蛇口を開けっ放しにして、水が出てこなくなるのを待って下さい。

 

※注意※
瞬間湯沸し器の電源は落さないで下さい。

 

瞬間湯沸し器には「凍結防止ヒーター」が内臓されていますので、電源を落すと湯沸し器内の細い配管が凍結してしまいます!
絶対に電源を落さないようにして下さい。

 

 

   以上で水落しは完了です。お疲れ様でした。

 

 ・ 開けた蛇口を全て閉じて
 ・※注:該当する場合: 『上向き』に付いている蛇口を閉じて
 ・ トイレのレバーを戻して(ボタンを押すとレバーの固定が解除されます)

 

から「戸締りを確認して」お出かけ下さい。

 

 

!!数日留守にする場合は『完全水抜き』が必要になります!!

 

   完全水抜きの手順を見て下さい。