サラリーマン向け資産形成の第一歩

サラリーマン向け資産形成の第一歩

サラリーマンの皆さんこそ、アパートオーナーになるべきです。
asset6
定職を持って社会で活躍されている方だからこそ、金融機関も低利・長期間のアパートローンを貸し出してくれ、あなたの事業を応援してくれます。

では、サラリーマンの方がアパート経営をする上で、まず取り掛かることから考えてみましょう。

まずは自己資金を作りましょう。

asset10
自己資金については、多ければ多いほうが取り組む物件の選択肢は増えて来ますが、少なかったとしても悲観する必要はありません。

また、自己資金が豊富にある方でも、1つのアパートに多額の自己資金を投入するの はオススメしません。

潤沢な自己資金があるのであれば、2棟目ないし3棟目のアパート投資に振り向けるなどの資金効率を考えた方が良いです。

もとより、多額の自己資金を必要とするような収益計画(事業計画)でしか事業が成り立たないのであれば、そのプランはやめるべきです。

もっと収益の上がるプランはたくさんあります。

自己資金が全く無いという方もいらっしゃると思いますが、今からでも遅くはありません。

まずは100万円を貯めてみましょう。

さすれば次々と自己資金を蓄える方法もつかめて行くでしょう。

物件規模にもよりますが、100万円位からアパート事業に挑戦可能です。

実際には使わなくても良い・・・自己資金

融資を受ける際に、自己資金は持っている分全てを投入しなければならないと思っている方もいらっしゃるようですが、

実際には「私は金融資産を○○○○万円持っている」ということを提示することができれば、自己資金の投入は「ゼロ」に抑えることも可能です。

フルローン・オーバーローンと言われるものですが、金融機関だって厳格な査定の元に融資を実行しますので「フルローンでも収益性に心配がない」と思うから貸し出しているのです。

自信を持ってフルローンを借りてください。

また、金融機関としては、貸し出しが増えるとその分預金も増やさないといけない内部事情もありますから、仮にあなたが1,000万円をA銀行に預金していたとして、そのお金を全額引き出してB銀行からアパートローンを借りるとすると、きっとA銀行の渉外営業担当者が飛んできて「事業計画次第でフルローンを出しますから、融資もウチから出さしてください!1,000万の預金もそのままでお願いしますっ!」と言ってくるでしょう。

すると、A銀行としては①貸し出しが増える②預金も減らない・・・・という事で、その渉外担当者は上司から褒められるでしょう。

勤続年数と年収が全て

サラリーマンの方々がアパートローンの融資を受けやすいのは、毎年一定の収入があり、継続して何年も勤めている、という「安定性」に対して高評価をするからです。
asset12
結構この勤続年数は大事な要素です。

よく勘違いされるのは、「毎年一定の収入があれば、もしアパートの収益がマイナスになったら本業のお給料から補填することができるから評価が高いんでしょう!」とお考えになる方も多いのですが、銀行はそんなこと気にしてません。

どんな事業もそうですが、赤字事業が何年も続けば、とても本業のお給料で補填できる金額ではないです。

あくまでも事業計画の良し悪しで銀行は融資を決定します。銀行が恐れているのは、アパート経営の収益があなたとご家族の生活資金になってしまい、うまく行くはずのアパート事業もうまく行かなくなってしまうのではないか?ということです。

収入の無い方・無職の方には銀行は相手をしません。これはお分かりになると思います。

その上で、「自身と家族の生活は安定しているから、アパート経営もしっかりやってくれるだろう」と判断したから融資を行います。

自分の生活が不安定な方がアパート経営だけは「別人のようにスバラシイ経営をする!」 なんて人はいませんから。。。

また、年収が全てと言いましたのは、その方の年収により、事業計画や担保評価の前に、ある程度の融資上限額が決定されてしまう金融機関もあるからです。

例えば、年間売上が1億円の会社に1億円の運転資金の融資が下りても何の不思議もありませんが、年間売上1,000万円の会社に運転資金1億円の融資が下りるでしょうか?

売上が1,000万円の会社で何で10年分の売上に相当する融資を貸し出すんだ!と銀行内部で稟議が下りないはずです。

これと同じようなことが個人にもあります。特にアパートローンは事業性の融資ですから、融資を受ける方の年収が高いに越したことはありません。

仮に年収が100万円の方と500万円の方では、銀行が取り組む融資額には雲泥の差があります。

金融機関にもよりますが、概ね年収の10~20倍までの融資額が上限とされているケースは多いです。

まずはその方それぞれの勤務先・年収・勤続年数など(個人属性と言います)で大まかな総額を決め(キャップ)その上で事業計画・担保評価を査定して融資額が決まって行きますから、本当にこの個人属性は大事にして下さい。

なので、イヤなことがあっても会社には残って下さい。

今まで見てきたとおり、個人属性は大切ですから、「アパートを買ったら会社を辞めてリタイヤしよう」なんて思わないで下さいね。
asset10
だって、あなたの資産家人生はこれから始まるのです。1棟だけアパートを買って、それで十分満足ですか?もう1棟必要ではありませんか?

イイじゃないですか、会社で辛いことがあったって。これからの資産家人生を送る自分を想像してみてください・・・・・・周りの方々の心配していることなどが「ちっぽけなこと」に見えてきませんか?

ただ、定年まで勤め上げて下さいと言っている訳ではないのです。あなたの目標とする資産を築き上げるまでは・・・・・会社を辞めないで下さい。

 

P.S.
キャリアアップ(昇給・昇格)を伴う転職はOKです。キャリアダウンする転職をするなら、
「資産作りをするために」会社に残って下さい。