自動火災警報装置(自火報)の蓄電池交換

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 アパートマンションには、用途や床面積により「自動火災警報装置」の設置が義務

付けられています。

どこの場所で火災が起きているか?を表示してくれるものです。

もちろん、各部屋にも火災報知機が設置されており、この写真のような制御盤に接続され、

1階の火災報知機が作動中(火災中)とか屋根の内側、いわゆる小屋裏の報知器が作動中

などと一目瞭然に表示され、けたたましい警報音が鳴ります。。

また、半年に1回はこれらの機器の点検義務があり、更に3年に1回は管轄消防署への

報告書提出義務があります。

 これ、絶対に点検報告を怠ってはいけません。

 だって、アパートマンションに付いている火災報知機が機能していなかったら、

火災が起きても火災報知機が鳴らなかったら・・・

そのせいで入居者けがをしたりしたら・・・・

その責任は大家さんです!!

賠償責任を求められてしまうのです。。

 という事で、今回のお話はその点検ではなく、停電時でも絶対に火災報知機を止めては

いけない「自動火災警報装置(自火報)」に内臓されている非常用バッテリーについてです。。。

コレ、10年くらいで寿命です。。。

更に、交換費用が高いっ!!!

2万5千円位かかります。。

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 バッテリー自体はこんな風に格納されており、赤と青の線のコネクターを抜き差しするだけで

交換が可能です。。。

(この写真は最初の写真のカバーを取った内部の写真です)

でも、コレって資格を持った人でないと交換できないのです。。。

更に、半年に1回の点検も、3年に1回の消防署への報告書提出も、資格を持った人で

ないと出来ないのです。。。。

 なので、多分このクラスのバッテリー(ニッカド電池)なんて1万円位で買えると思うのですが、

防災業者さん(資格を持った専門業者)に依頼しないとならないのです。。。

 で、発注し、すぐ交換してもらいました。。

作業時間2分(多分。。動作確認も含め)

 いたし方ありません。だって入居者の生命と財産を守るのも大家さん、管理会社の努めですからw。

この記事を書いた人

中村
中村
 ご覧頂きありがとうございます。
不動産ラボ 研究員(管理担当)の中村ですw。
アパート・マンションの管理業務に日々頑張っています!
 
管理の仕事は細かな事の積み重ねですし、決まった事の繰り返しみたいな部分もありますので、何も考えず(疑問も持たず?)に行っても一応はキチンと業務を遂行した事にはなります。。
それでもきっと何のクレームも無いはずです。

ですが、「ここを○○したらどうだろう?これって現状のままで良いのだろうか??」などと疑問を持って行う事で、よりコストのかからない管理方法が見つかったり、同じコストでもより効率的に入居者満足、オーナー満足につながる事が発見できたりします。

ただお預かりしているだけの物件だと思わず、自分の物件だと思って日々愛情を注いで管理させてもらっています。

 ご質問、お問い合わせなどは下のコメント欄からお気軽にどうぞ!

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